Claude Code に MCP サーバーを設定する方法と、最初に入れるべきおすすめ 5 選
MCP(Model Context Protocol)は、Claude Code に外部ツールを「手」として追加する仕組みです。標準のファイル操作とコマンド実行だけでは届かない、ブラウザ・GitHub・ドキュメント・DB などを扱えるようになります。
設定の基本
MCP サーバーの追加は claude mcp add で行います。
claude mcp add <名前> -- <サーバーを起動するコマンド>
例: Playwright(ブラウザ操作)を追加する。
claude mcp add playwright -- npx @playwright/mcp@latest
追加後、claude を起動して /mcp と打つと、接続状態が確認できます。
書式はバージョンで変わることがあるので、claude mcp --help で確認してください。
スコープ(どこに効かせるか)
| スコープ | 効く範囲 | 保存先 | 用途 |
|---|---|---|---|
| local(既定) | このプロジェクトの自分だけ | ユーザー設定内 | 個人的に試す |
| project | このプロジェクトの全員 | .mcp.json(git に入る) |
チームで共有 |
| user | 全プロジェクトの自分 | ユーザー設定 | いつも使うもの |
claude mcp add --scope user context7 -- npx -y @upstash/context7-mcp
チームで共有するものは project、自分の道具は user、と分けると管理しやすいです。
トークンが必要なサーバー
GitHub など認証が要るサーバーは、環境変数でトークンを渡します。
claude mcp add github -e GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN=ghp_xxx -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github
トークンを .mcp.json に直接書いてコミットしないでください。project スコープで共有する場合は、環境変数名だけ書いて各自が設定する形にします。
最初に入れるおすすめ 5 選
1. Playwright(ブラウザ操作)
Claude Code が実際にブラウザを開いて、作ったサイトを確認したり、フォームを試したりできます。Web 開発なら最初に入れる価値があります。
claude mcp add playwright -- npx @playwright/mcp@latest
2. Context7(最新ドキュメント参照)
ライブラリの最新ドキュメントを引いて回答に使います。学習データが古くて API が変わっているケースに効きます。
claude mcp add --scope user context7 -- npx -y @upstash/context7-mcp
3. GitHub(Issue / PR の読み書き)
Issue を読んで実装する、PR の説明を書く、といった流れが Claude Code の中で完結します。
claude mcp add github -e GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN=<token> -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github
4. Filesystem(許可した外部フォルダ)
作業フォルダの外にある資料やログを読ませたいときに、フォルダ単位で許可します。
claude mcp add fs -- npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem C:\Users\you\docs
5. データベース(PostgreSQL / SQLite)
スキーマを見せて SQL を書かせる、データを確認させる、に使います。本番には繋がず、開発用 DB だけにします。
動かないときの確認
/mcpで状態を見る。「失敗」ならログを開く- サーバー起動コマンドを手で実行してみる(
npx @playwright/mcp@latestなど)。ここで失敗するなら Node.js や npx の問題 - Windows は
npxがnpx.cmdとして解決されないことがある。うまくいかなければcmd /c npx ...の形で登録する - トークン系はプロセスの環境変数に入っているか確認(
-eで渡したか) - 直したら
claude mcp remove <名前>→ 再度 add
入れすぎに注意
MCP サーバーのツール定義は毎回の会話に含まれます。使わないサーバーを大量に入れると、トークンを消費し、Claude が道具選びに迷って精度が落ちます。使うものだけ、使うプロジェクトだけに入れてください。
私の構成
(執筆中)
まとめ
claude mcp add <名前> -- <コマンド>で追加、/mcpで確認- スコープは local / project / user。共有は project、道具は user
- トークンは
-eで渡し、設定ファイルに直書きしない - まずは Playwright と Context7。必要に応じて GitHub、Filesystem、DB
- 入れすぎると遅く・鈍くなる
よくある質問
Q. MCP サーバーを入れると何ができますか?
Claude Code が標準では持っていない操作(ブラウザを動かす、GitHub の Issue を読む、最新ライブラリのドキュメントを引く、データベースに問い合わせる)ができるようになります。
Q. MCP サーバーは有料ですか?
サーバー自体はほとんどが無料の OSS です。ただしサーバーが呼ぶ先のサービス(API)が有料の場合があります。
Q. 設定したのに Claude Code が使ってくれません
/mcp で接続状態を確認してください。失敗していれば、コマンドのパスや環境変数(トークン)の設定漏れが典型です。
検証環境: Windows 11 Pro / Claude Code CLI / 2026-09-19 時点。料金や仕様は変更されることがあるため、最新情報は公式サイトで確認してください。